ヒサシガツナグイエ
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HOUSE
庇を連続させ室内外と各部屋をつなげていく
ヒサシガツナグイエ
2024.07
- 所在地宮古島市
- 階数地上1階
- 床面積97.98㎡
CONCEPTコンセプト
場所は沖縄県宮古島市。宮古島では珍しく綺麗に区画されている敷地である。
前面道路と区画奥へと入る私道の二面道路。周囲も住宅が建っている。いわゆる住宅地である。
クライアントさんからの要望は周囲から覗かれないように安心して暮らしたいという内容が主たるものであった。
敷地形状は素直な四角形に近いのでそれに逆らう事なく南入り玄関、リビング、和室を配置し、東側に子供部屋、寝室を設け、西側に水回りを設けている。
リビング前には目線を隠すような壁を立てている。
特徴的なカタチはリビングと庇。平面計画にはリビングはただの四角形。ただ天井を見上げると五角形の形状を持たせて捻っている。これはリビング掃き出し窓につく庇を外部から室内に突き刺すようにし、室内の庇の斜めのラインは南面方位に対して垂直正面に向かうようにし天井高さを上げて五角形を作り出している。この庇は和室、玄関、子供部屋、寝室と各部屋の庇となり途切れないように設計している。
部屋それぞれを庇でつなげ仲間にする。そして外から中へとつながる庇で室内と外を繋げる。家の要素が一体であるように、家族もみんなで繋がり仲良く過ごして欲しいという思いからデザインした。
PHOTO GALLERY
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