BAR/CLUB
SPORTS BAR KING
2023.09
- 所在地
- 沖縄市諸見里
- 床面積
- 184.4㎡
- 業態
- スポーツバー
- 施工内容
- 看板工事・内装工事・グラフィックデザイン・ロゴデザイン
CONCEPTコンセプト
沖縄県本島の中央部に位置し、米軍基地も近いことから米軍と地元民が多く賑わう異国情緒溢れる沖縄市に位置する『sports bar KING』。
元は地元客をターゲットとした大衆居酒屋であったが、ビーリーグや2018年に完成した沖縄アリーナの影響で、バスケットボールの盛り上がりに伴い、スポーツバーとして業態変更をするにあたり改装に至った。
1階は、大衆居酒屋から、焼肉店への改装を行ったが、この店舗は同建物の2階。
ロードサイドにあるものの、2階への視認性は悪く、どのように認知させるのかが、大きな課題であった。
そこで、”夜のみオープンする店舗“という所に着目し、アメリカンダイナーのようなカジュアルなサインデザインにネオンを掛け合わせ、お客様を誘引するような仕掛けを。
それに加え、ファサードは、国道側の窓をそのまま残し、内装がアイキャッチになるようなデザインとした。これには、1階の店舗は、全面花ブロックでスクリーンのように覆ったのに対し、2階の店舗は、あえてファサードを作らないことでうまれる対比効果も担っている。
アイキャッチに作ったのは、バスケットボールシャンデリア。
直径約5Mのリング上の鋼管に96個のバスケットボールを配置し、外から見ても中から見てもインパクトを与えるようなデザインを目指した。
リングには、ネオンチューブを施し、ラインを強調しながら、サインデザインとリンクさせた。
周りには、大画面のモニターを設置し、それを囲むようにソファ席やスタンド席をレイアウト。内装はほぼ黒一色とし、中央のシャンデリアや壁面グラフィックが映える空間とした。
PHOTO
GALLERY
Entrance
エントランスには、アメリカンダイナーをイメージしたグラフィックサインを。手すりにも間接照明を施し、ゲストを誘う。
Hole design
インパクトを重視した、バスケットボールシャンデリア。
Hole design
スタンド席からホールを見る
Hole design
ゆったりとスポーツ観戦ができるようソファ席を用意。
Hole design
巨大モニュメントを囲むように席をレイアウト。
Graphic
バスケットコートを模した壁面グラフィックとトイレサイン。
Hole design
シャンデリアのリングにはネオンチューブを巻き、ラインを強調。
Interior
ボトル棚とダーツエリアを見る。
Façade
既存の窓をそのまま利用し、外からもバスケットボールシャンデリアを見えるようアイキャッチとしてもデザインした。
撮影:石橋マサヒロ