CONCEPTコンセプト

姉妹店を含めると6店舗ある焼肉琉球の牛。創業当時とは、周辺環境や客層も時代と共に大きく変化したことに加えて、他店舗でブランドを確立していった流れもあり、今回初代店舗の改装をすることになった。
既存の客席はお客様が入り口で靴を脱ぎ、掘り炬燵で焼肉を愉しむスタイルであった。客層の変化、スタッフの人員やオペレーション、他店舗との兼合い等を考慮した上で、客席のあり方を一新した。
また、近隣に団体様を受け入れる系列店舗があり、本店は少人数のお客様を個室で対応する店舗とした。
シンプルな黒の線格子を抜け、店舗に入ると色鮮やかなブルーのタイルカーペットに和紙の壁と光沢感のある天然石がお客様を迎える。内部の床は、通路はタイルカーペットで高級感を出しデザイン性を優先に。客席の部分は磁器タイルで機能性を重視した。個室スタイルの店舗ではあるが、圧迫感が出ないよう間仕切り建具の格子をデザイン。着席しているお客様の目線を遮る高さでブラックガラスに見立てたガラスを配置し、圧迫感とプライベート空間に考慮した。