HOUSE
高低差が紡ぐ半吹き抜けの空間
段の家
2025.08
- 所在地沖縄県北谷町
- 階数地上2階
- 床面積256.73㎡
CONCEPTコンセプト
沖縄県北谷町の、商業施設と住宅地が混在する利便性の高いエリアに建つ住宅。
交通量が多く周辺からの視線が気になる環境において、いかに「街中での暮らしやすさ」と
「この場所だからこその素直な開放感」を両立させるかが計画の焦点となった。
1階の床レベルは前面道路の高さに合わせつつ、配置(ゾーニング)の工夫でプライバシーをコントロール。
道路に面する建物の前面(西側)には、玄関、シューズクローク、倉庫といった機能スペースを横一列に集約して緩衝帯(バッファー)とした。
これにより、その奥に配置された個室群には、街中であることを忘れるような静けさと守られた安心感を確保している。
2階へ上がると、空間は一転して光と高低差のあるダイナミックな構成となる。
キッチン・ダイニング・水回りを集約した2階の基準レベルから、リビングエリアのみを500mm掘り下げたピットソファのような空間を計画。
2階全体の天井高を一定に通したことで、リビングに足を踏み入れた瞬間に天井高が2,850mmから3,350mmへと変化する、心地よい「半吹き抜け」の空間を創出した。
賑やかな街並みに向かって大きく開いた大開口と、この高くなった天井高さを利用して、北谷の眩しい光と豊かな風をふんだんに享受できる、伸びやかなリビングとなっている
PHOTO GALLERY
Facade
L字を組み合わせたファサードは、テクスチャーと色彩により表情の変化を生んでいる。
Entrancehall
杉型枠打放しから木貼りへと連続する軒天が、素材の温かみと空間の統一感を生む
Entrance
下部に設けた開口部から柔らかな光を取り込んみ、落ち着きを感じるエントランス
Entrance
蹴込みが無い階段が解放感をもたらす。
Stairs
開口部を設け下階の玄関ホールに光を取り込む
Hallway
ガレージを臨む廊下
Bedroom
将来的に二分割できることを考慮して計画している
LDK
天井までの開口部により、LDKをひとつながりの空間として印象付けている
Living
下がり床と高天井の組み合わせにより、開放感のあるリビングを演出。ソファーは造作として一体感を持たせている
LDK
LDKと一体となる畳コーナーが、空間の広がりと多彩な使い方を生む
Living・Japaneseroom
リビングのベンチとしても機能する畳コーナーとして計画している
Bedroom
床から連続するフローリングのベッドヘッドが印象的な、ホテルライクな寝室
Wash basin
サービスコートに隣接させることで、自然光を取り込んだ明るい洗面室としている
Rest room
カウンターと鏡を組み合わせることで、空間に奥行きを持たせたトイレとしている
Dining kitchen
視線や動線に配慮し、ダイニングとキッチンを程よい距離感で計画している
Living
大開口のテラスと連続したリビング
Stairs
間接照明の柔らかな光が、空間に穏やかな雰囲気を与えている。
Entrance
階段越しにエントランスを見る。
Entrance
光に照らされ、塗り壁の陰影が豊かに表情を変えるエントランス
Entrancehall
眩しさを抑えた照明で、エントランスを美しく演出
Facade
道路側からの外観では、手摺の高さを調整することで、外部からの視線を適切に制御している
撮影:井田佳明























